【凱旋門賞】クリンチャー宮本師「いい状態で渡仏できたのが大きい」/ねぇさんのトレセン密着

2018年09月06日 20:31

ここまで絵にかいたように順調なクリンチャー(撮影:花岡貴子)

 5日にフランス・シャンティイで調教中のクリンチャーが無事にフォア賞の1週前追い切りを終えましたね。

 追い切りが行われた場所はシャンティイのエーグル調教場のダートコース。約6ハロンを駆け抜けたとのことでした。

 このコースは宮本師をはじめとしたスタッフの皆さんで実際に歩いて決めた場所でした。

「ほかにもリオンなどのコースがありましたが、歩いた感触でエーグルに決めました」(宮本師)

 シャンティイにはいくつもの調教場があり、しかも森などの自然に囲まれています。迷子になったら帰ってこれるかな? と思わせるほど広大です。

 そんな中でクリンチャーはとてもいい雰囲気とのことですよ。

「クリンチャーにとっては知らない土地ですが、まったく動じるところはないですね。実に堂々としています」(宮本師)

 さらに、滞在先のパスカル・バリー厩舎がすごく良くしてくれているとのことでした。

「パスカル・バリー調教師がすごく好意的で自厩舎の馬の後ろについて一緒に運動させてもらっています。調教場として最高。悔いのない決断です」(宮本師)

 来週はいよいよフォア賞の当該週。追い切りは「同じくエーグル調教場の芝コースを武豊騎手が騎乗して感触を確かめる計画」とのことでした。

「日本での調整もうまくいったし、関空からの出発は少し延期になったけれどその影響もなかった。いい状態で渡仏できたのが大きいです。ここまで本当に絵にかいたように順調です。来週は私もフランスに行きます」(宮本師)

 クリンチャー頑張ってね! はもちろんですが、宮本先生もフランスとの往復大変だと思いますが頑張ってくださいね!

(取材・文:花岡貴子)

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