9日、阪神競馬場で行われたセントウルS(3歳上・GII・芝1200m)は、中団の前でレースを進めた川田将雅騎手騎乗の1番人気ファインニードル(牡5、栗東・高橋義忠厩舎)が、直線で外から突き抜け、逃げ粘った2番人気ラブカンプー(牝3、栗東・森田直行厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分8秒8(重)。
さらに1/2馬身差の3着に7番人気グレイトチャーター(牡6、栗東・鮫島一歩厩舎)が入った。なお、3番人気ネロ(牡7、栗東・森秀行厩舎)は6着に終わった。
勝ったファインニードルは、父アドマイヤムーン、母ニードルクラフト、その父Mark of Esteemという血統。休み明け、斤量58キロ、重馬場をものともしない完勝で昨年に続くセントウルSの連覇を果たし、高松宮記念との春秋スプリントGI制覇に向け弾みをつけた。
また、このレースが最終戦だったサマースプリントシリーズはアレスバローズの優勝となった。