8日にオーストラリアのムーニーバレー競馬場で行われたダットタンチンナムS(G2・芝1600m・11頭)は、好位で進めたJ.チャイルズ騎手騎乗のマジックコンソル(セ9、豪・P.プリュスカー厩舎)が、直線入り口で先頭に立つと、そのまま後続の追撃も凌ぎ切り優勝。良馬場で勝ちタイムは1:36.56。
2着は短頭差でホームズマン(セ5、豪・L.ハウリー厩舎)、3着はアタマ差でナイツウォッチ(セ5、豪・D.ウィアー厩舎)が入った。日本から移籍したアンビシャス(牡7、豪・A.フリードマン厩舎)は、M.ザーラ騎手騎乗で中段からレースを進め、直線で前が窮屈になったこともあり6着だった。
勝ったマジックコンソルは父Consolidator、母Shally's Magic、その父Shalfordという血統。通算58戦目、9歳にして重賞初挑戦初制覇を果たした。
アンビシャスは父ディープインパクト、母カーニバルソング、その父エルコンドルパサーという血統。昨年オーストラリアに移籍し、まだ現地での勝利はないが、G1での2着・3着があり、さらなる活躍が期待される。今後は、30日にコーフィールド競馬場で行われるアンダーウッドS(G1・芝1800m)に向かう予定。