現地時間18日、伊・サンシーロ競馬場で行われた伊オークス(伊G1・芝2200m)は、C.スミヨン騎手騎乗のディオニシア Dionisia(牝3、伊・R.メニケッティ厩舎)が4角付近から徐々に進出すると、中団から追い込んだトゥワードスカ Twardowskaに6馬身差を付けて圧勝した。勝ちタイムは2分14秒50(良)。さらに3/4馬身差の3着にはスーヴェナンス Souvenanceが入った。
勝ったディオニシアは父Tejano Run、母Essie's Maid(その父Linkage)という血統の米国産馬。05年5月にデビューし初勝利を挙げ、伊グランクリテリウム(伊G1)は牡馬を相手に2着と健闘する。その後も勝ち星を重ね、前走のマリオインチザ賞(伊G3)で重賞初制覇を達成していた。通算成績14戦9勝(重賞2勝)。なお、鞍上のC.スミヨン騎手はミラノ大賞典に続きG1・2連勝となった。