15日、阪神競馬場で行われた阪神ジャンプS(3歳上・JGIII・障害3140m)は、レース序盤でハナを奪った白浜雄造騎手騎乗の1番人気アップトゥデイト(牡8、栗東・佐々木晶三厩舎)が、そのまま各障害をクリアして最後の直線に入り、2番手追走から迫る4番人気ラヴアンドポップ(牡5、栗東・安田隆行厩舎)を1/2馬身差振り切って優勝した。勝ちタイムは3分27秒2(良)。
ラヴアンドポップから大差の3着には、6番人気メイショウダッサイ(牡5、栗東・飯田祐史厩舎)が入った。なお、3番人気マイネルフィエスタ(牡8、栗東・中村均厩舎)は4着、2番人気シゲルクロカジキ(牡5、栗東・服部利之厩舎)は5着に終わった。
勝ったアップトゥデイトは、父クロフネ、母リニアミューズ、その父トニービンという血統。前走の小倉サマージャンプでは2着に敗れたが、ここでキッチリと巻き返し、昨年に続く阪神ジャンプSの連覇を達成した。また、鞍上の白浜雄造騎手は史上初となるJRA障害重賞20勝を達成した。