モレイラ騎手が騎乗したプロディガルサンは3年振りに勝利を挙げた(撮影:下野雄規)
夏の札幌開催以来、約1ヵ月ぶりに短期免許で再び日本での騎乗を再開したジョアン・モレイラ騎手。
29日土曜日は、自身初の中山競馬場で8鞍の騎乗。さっそく2Rをヴォイスオブジョイで勝利すると、最後は7Rチャロネグロ・9Rディアンドル・10Rマイネルファンロン・11Rプロディガルサンと圧巻の特別戦3連勝を含む騎乗機会4連勝。夏の勢いそのままに「モレイラ無双」が続いている。
30日日曜日は、スプリンターズS(GI・芝1200m)でのナックビーナス(牝5、美浦・杉浦宏昭厩舎)をはじめ、8鞍の騎乗。ナックビーナスは前日オッズでは4.2倍の2番人気。勝利すれば、日本馬4頭と海外G1を制している名手にとっても、初のJRA・GI優勝となる。