今年の2歳世代には6頭が所属している一口馬主クラブ・ワラウカド(愛馬会法人株式会社ワラウカド、クラブ法人 株式会社フクキタル)から、父がディープインパクト、母が米G3勝ち馬キトゥンカブードルのルヴォルグ(牡2、美浦・藤沢和雄厩舎)がデビューする。28日の東京5R・2歳新馬戦(芝1800m)に出走確定し、手綱を取るのはC.ルメール騎手。
クラブ担当者は「札幌を目指して北海道で調教を重ねていましたが、札幌を断念した後は東京でのデビューを目指して乗り込んできました。同厩舎で同じ時期を過ごしてきたランフォザローゼスが先週の2歳新馬戦で見事に勝ちましたが、調教での手応えとしても名血統のランフォザローゼスに引けはとっていないと見ていますので、この流れに乗って勝ち上がりたいと思っております」と期待している。
また、同レースには同クラブ所属馬のイッツマイウェイ(牡2、栗東・西園正都厩舎)も出走。「デビュー戦で2頭出しにはなった事は少し驚きましたが、今年注目のジャスタウェイ産駒のイッツマイウェイは秋に入ってから調子が上がってきており、馬格もルヴォルグに引けを取っておりません。いくつかの偶然が重なって実現した同門対決にも注目頂ければと思います」とワラウカド担当者からは嬉しい悲鳴が上がっていた。