【JRA】サウンドトゥルー大野騎手「違う舞台で連覇できるように」/JBCクラシック共同会見

2018年10月31日 20:00

サウンドトゥルーについて「京都コースも大丈夫」と語った大野騎手(撮影:佐々木祥恵)

 連覇を目指すサウンドトゥルー(セン8・美浦・高木登)に騎乗する大野拓弥騎手と管理する高木調教師の共同記者会見が行われた。

■大野騎手

(今朝の坂路での追い切りについて)
「先週一杯にやっているということなので、今日は終い重点で追い切りました。輸送もありますし、強めくらいで乗りました」

(それにしては良い時計で?)
「今は状態も良さそうですし、無理せずに時計が出たと思います」

(追い切りのチェックポイントは?)
「硬くなりやすい馬ですけど、状態の良し悪しがそのあたりに1番出やすいので、それを確認しました。走りに柔らかさもありますし、状態は良さそうですね」

(今回、より良い成績を残すためのポイントは?)
「舞台は京都に替わって中央馬が多い中での競馬になるので、立ち回りがポイントになるのではないかと思っています」

(馬もジョッキーも公営の強者が参戦するが、楽しみな部分もある?)
「初めてJRAで開催されますし、楽しみですね」

(京都のダート1900mでどういう立ち回りを?)
「うまくリズムを整えて乗りたいとは思っています。交流レースは捌きやすいところがあるので、今回はもっと精度を上げていきたいです。この馬に関しては、この馬のリズムで走るのがポイントだと思っていますので、それを生かしたいですね」

(京都の右回りは?)
「条件を連勝してきてオープン2戦目の平安S(GIII)で6着でしたが、悲観する内容ではなかったと思っています。地方競馬では小回り、平坦がメインなので、京都コースも大丈夫だと思っています」

(最後にファンにメッセージを)
「今回京都で開催されますけど、違う舞台で連覇できるように頑張りたいです」


■高木調教師

(坂路での最終追い切りについて)
「毎年のローテーションで、普通の状態で行ければ良い競馬をしてくれると思っていますし、1度叩いて状態も上がっていますので、そんなにやる必要もなく今日は終いの反応だけでした。大野騎手を乗せて追い切って、手応えも良かったと思います」

(ベテランだが、状態が上がっている?)
「夏場ひと息入れて、1度叩いてやはり状態は上がってきました。叩き良化方なので、使いながら調子を上げていくという感じです。青写真通りですね」

(御神本騎手が乗った前走の日本テレビ盃・JpnIIの3着を振り返って)
「スタートでぶつかるような場面があって後方になりました。かなりスローのペースでしたし、地方なのでコーナーもきつくポジションも追い上げられずという感じでした。向こう正面では早めに上がっていったのですけど、スタートの後手が響きました。最後は(上位馬と)同じような脚色で上がってきていますので、悲観はしていません」

(今回のJBCクラシック、京都コースは追い風に?)
「どうしても先行有利というイメージがあって、正直京都の馬場はどうかなとは思うのですが、1900mという距離に活路を見出したいと思っています」

(今回、より良い成績を出す鍵は?)
「流れに左右されやすい部分もありますし、京都の3、4コーナーは追い上げやすいという部分もありますし、枠順が出ていろいろ考えていこうかなと思っています」

(理想の枠順は?)
「後ろから行く馬ですが、真ん中あたりが1番良いのかなと思います」

(輸送も問題ない?)
「どこでも問題ないです」

(体重の変動もなさそう?)
「毎回キッチリ仕上がっていますし、状態は大丈夫です」

(連覇がかかる今回だが、ファンにメッセージを)
「ひと息入れて1回レースを使って状態も上がってきています。京都でも頑張ってくれると思っていますので、応援よろしくお願い致します」

(取材・文:佐々木祥恵)

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