現地時間8日、米・ハリウッドパーク競馬場で行われたハリウッドゴールドC(米G1・ダート10f)は、C.ナカタニ騎手騎乗の1番人気ラヴァマン Lava Man(セン5、米・D.オニール厩舎)が道中は3番手を追走、3角から徐々に進出し直線入口で先頭に立つと、大外から追い込んだ5番人気エースブルー Ace Blueをハナ差抑えて優勝、同レース連覇を達成した。勝ちタイムは2分01秒16(良)。さらに3/4馬身差の3着には3番人気スーパーフローリック Super Frolicが入った。
勝ったラヴァマンは父Slew City Slew(その父Seattle Slew)、母Li'l Ms.Leonard(その父Nostalgia's Star)という血統の米国産馬。G1初挑戦の04年マリブS(米G1)で2着に入り頭角を現すと、05年カリフォル二アンS(米G2)で重賞初制覇を果たし、続くハリウッドゴールドCを8.3/4馬身差で圧勝。初来日となったジャパンCダート(GI)は11着と大敗したが、今年に入りサンシャインミリオンズクラシックS、サンタアニタH(米G1)、カーレッドSと勝ち続け、さらに前走のチャールズウィッティングハム記念H(米G1)も逃げ切っており、今回の勝利で5連勝となった。通算成績32戦12勝(G1・4勝)。