9日、福島競馬場で行われた5R・2歳新馬(芝1200m)は、勝浦正樹騎手騎乗の7番人気
マイネルサニベル(牡2、美浦・高橋義博厩舎)が道中は好位を追走、直線抜群の手応えで先頭に躍り出ると、1番人気
アイアムジュピターに3馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分11秒1(良)。さらに3/4馬身差の3着には2番人気
ダイワムゲンが入った。
勝った
マイネルサニベルは、父が新種牡馬スウェプトオーヴァーボード、母カプティヴァン(その父ダンスインザダーク)という血統。この勝利がスウェプトオーヴァーボード産駒のJRA初勝利となった。なお、地方では6月22日に
ヒデサンジュニア(牡2、北海道・米川伸也厩舎)が初勝利を挙げている。
新種牡馬のスウェプトオーヴァーボードは、父エンドスウィープ、母Sheer Ice(その父Cutlass)という血統の米国産馬。02年
メトロポリタンH、01年
エンシャントタイトルBCH(共に米G1)を制している。通算成績20戦8勝(重賞4勝)。03年より社台スタリオン
ステーションにて供用されており、初年度は103頭に種付けを行っている。