セレクトセール3日目の総括

2006年07月12日 22:00

 12日、北海道・苫小牧のノーザンホースパークで行われたJRHAセレクトセールの3日目に、151頭(8頭が欠場)の当歳馬が上場され、103頭が落札された。売り上げ総額は31億8000万円、平均価格は3087万円、売却率は72.0%だった。

 最高価格は、上場番号407番・ローザロバータ(ピムリコディスタフH-米G3)の2006(父キングカメハメハ)で、近藤利一氏が1億6200万円で落札した。また、上場番号376番・ブロードアピール(00年シルクロードS-GIIIなど重賞6勝)の2006(父キングカメハメハ)を金子真人ホールディングス(株)が1億1200万円で落札した。

 さらに、11日にトゥザヴィクトリーの2006(父キングカメハメハ)を、当歳馬としては世界最高額となる6億円で落札したグローブエクワインマネージメント(有)が上場番号399番・スキーパラダイス(ムーランドロンシャン賞-仏G1)の2006(父タイキシャトル)を1億400万円、青山洋一氏が上場番号412番・伯母にバランシーン Balanchine(愛ダービー-愛G1)をもつファーストナイトの18(父Fusaichi Pegasus)を1億円で落札し、3日目は4頭のミリオンホースが誕生した。

 この3日間で当歳・1歳馬合計469頭が上場され、330頭が落札。8年ぶりに1歳馬セール(売却率66.1%)が復活したこともあり、トータルの売却率は70.4%と昨年に比べ低下したものの、売上総額は117億5450万円と、昨年の79億7200万円を大きく上回った。平均価格も3561万9696円で、昨年の3294万2149円を上回る結果となった。

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