19日、園田競馬場で行われた菊水賞(3歳、ダート1700m、1着賞金350万円)は、下原理騎手騎乗の2番人気チャンストウライ(牡3、兵庫・寺嶋正勝厩舎)が道中は好位を追走、2角付近から徐々に進出すると、1番人気ジョイーレとの激しい叩き合いをアタマ差制して優勝した。勝ちタイムは1分48秒4(不良)。さらに大差の3着には3番人気オリエンテーリングが入った。
勝ったチャンストウライは、父ブラックタキシード、母ダイタクプルクラ(その父ダンスホール)という血統。05年8月に園田競馬場でデビュー勝ちを収めた。続く2戦は中央に挑戦し、野路菊S(OP-8着)、萩S(OP-8着)と苦戦が続いたが、その後3連勝で前走の兵庫ダービーを制すなど、地元では未だ無敗を誇っている。通算成績7戦5勝(うちJRA2戦0勝、重賞2勝)。