【ステイヤーズSプレイバック】アルバート1回目のVは5馬身差での圧勝(2015年)

2018年11月30日 16:00

初めてのステイヤーズS勝利は4連勝での重賞初制覇だった(撮影:下野雄規)

 12月1日に中山競馬場で行われるステイヤーズステークス(3歳上・GII・芝3600m)。今年はアルバート(牡7、美浦・堀宣行厩舎)が4連覇を懸けて出走する。アルバートが制してきた過去3年のダイジェストを振り返る。

■アルバートが突き抜け圧勝! 4連勝で重賞初V!

 各馬揃ったスタート。まずは6番ユキノサムライがダッシュ良く出て、これに8番メイショウカドマツが続くが、外から16番プランスペスカが一気に上がってきて最初のコーナーに入る。

 2コーナーに入り、先手を取り切ったのはプランスペスカ。そのリードを3馬身ほどに広げて、ユキノサムライが2番手、さらに1馬身半差でメイショウカドマツが続き、その外を14番スズカデヴィアスが上がっていき、さらに15番カノンもこれに続いた。メイショウカドマツから1馬身半差で5番ネオブラックダイヤ、4番ゴッドフロアー、11番ファタモルガーナ、2馬身開いて3番マイネルメダリストと9番ケイアイチョウサンが並走。1馬身差で7番カムフィー、さらに1馬身差で1番トゥインクルと2番アルバート、3馬身開いて13番ヴァーゲンザイルと12番トルークマクト、そのさらに3馬身後ろの最後方が10番サイモントルナーレとなった。

 1000mの通過タイムは64.5秒。先頭はカノンに替わってスタンド前へ。2番手プランスペスカ、3番手メイショウカドマツと続き、4番手以下は少し離れる形で2周目の1コーナーに入る。ここからアルバートがじわじわとポジションを上げて中団の位置に。3コーナーでメイショウカドマツが先頭に立ち、後続各馬の差も一気に詰まって最後の直線を迎える。

 直線に入り、逃げるメイショウカドマツをネオブラックダイヤやファタモルガーナ、マイネルメダリストらが追うが、アルバートがその間を割って一気に先頭に躍り出た。アルバートはそのまま後続を突き放し、最後は脚の上がった先行勢を交わして2番手に浮上したカムフィーに5馬身差をつけて圧勝。500万、本栖湖特別(1000万)、比叡S(1600万)に続く4連勝で初めての重賞制覇を果たした。カムフィーとクビ差の3着にはトゥインクルが入り、メイショウカドマツは6着、ファタモルガーナは7着に終わった。勝ちタイムは3分45秒9(良)。

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