【阪神JF】アルテミスSからは上位のシェーングランツ・ビーチサンバなど4頭が出走/参考レース解説

2018年12月09日 08:00

アルテミスSを制したシェーングランツ(撮影:下野雄規)

 9日に阪神競馬場で行われる阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳・牝・GI・芝1600m)の参考レース解説。アルテミスSをプレイバックする。

■ソウルスターリング半妹、シェーングランツが快勝

 ライデンシャフトが外枠からハナに立ち、緩みのないペースでレースが進む。直線は4頭が横に並んで追い比べ。そこから一番外のビーチサンバが抜け出したが、大外から伸びたシェーングランツがゴール前でビーチサンバを捕らえた。勝ちタイムは1:33.7(良)。

 勝ったシェーングランツは、札幌芝1800mの未勝利戦を5馬身差で勝利しての重賞挑戦。出遅れて後方から。道中は脚をため、直線で大外に出されてスパート開始。残り200mあたりでスイッチが入ると、鋭い脚を使い鮮やかに差し切った。

 2着ビーチサンバは、阪神芝1600mの新馬戦勝ちから中5週。ゲートはいまひとつも中団につける。直線は馬群の中から一旦は先頭に立つも、ゴール前でシェーングランツに交わされた。キャリア2戦目での重賞挑戦ながら半馬身差の健闘。

 4着ウインゼノビアの前走は、札幌芝1500mのOP特別(クローバー賞)勝ち。好スタートを切るも、外枠なこともあり控えて中団の外を進む。直線は先頭争いにも加わったが、1・2着馬の勢いには劣った。それでも最後までバテてはいなかった。

 11着グレイシアは、中山芝1600mの500万特別(アスター賞)を勝ち中6週、無傷の3連勝を目指した。ゲートは良かったが、行く馬がいたので2番手を追走。直線では追われてからの反応がいまひとつ。馬群でもがいているうちに、前のスペースもなくなってしまった。

【阪神JF出走馬】
1着 シェーングランツ
2着 ビーチサンバ
4着 ウインゼノビア
11着 グレイシア

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