16日に阪神競馬場で行われる朝日杯フューチュリティステークス(2歳・牡牝・GI・芝1600m)。阪神芝1600m外での施行となってからの全4回の血統を分析していこう。
このレースで複数回馬券に絡んでいる種牡馬は2頭。ディープインパクトが3勝、キングカメハメハが1勝2着1回で、王道のクラシック血統が活躍していることが分かる。他に馬券絡みを果たしている種牡馬は、キンシャサノキセキ、ロードカナロア、マツリダゴッホ、ダイワメジャー、ジャングルポケット、クロフネ、Raven's Pass。
ディープインパクト産駒は3-0-0-2という成績で、具体的には、14年ダノンプラチナ、16年サトノアレス、17年ダノンプレミアムが優勝、16年クリアザトラックが7着(3番人気)、17年ケイアイノーテックが4着(5番人気)。ここに出てくるディープインパクト産駒は全てマークすべきで、しっかり勝ち切っている。グランアレグリアは、血統的にも注目の存在だ。
キングカメハメハ産駒は15年にワンツーを決めているが、今年は産駒の出走無し。ただ、キングカメハメハを父に持つロードカナロア産駒がケイデンスコール、ファンタジストと有力馬を2頭送り込んできた。
ロードカナロア産駒は、昨年ステルヴィオとダノンスマッシュが出走し2着5着。社台スタリオンステーション繋養の王道種牡馬産駒が活躍する流れを考えると、今後は主流となっていきそう。
人気の一角アドマイヤマーズはダイワメジャー産駒。同産駒は5頭が出走し3着が1回あるだけだが、その1頭が16年で12番人気3着と穴を開けたボンセルヴィーソだった。