14日に中山競馬場で行われる京成杯(3歳・GIII・芝2000m)について種牡馬・血統別に検証していく。
過去10年で最多となる5回の馬券絡みはキングカメハメハ、4回でステイゴールドが続く。他に複数回の馬券絡みがあるのはハービンジャー、バゴ、ディープインパクト、アグネスタキオン。
キングカメハメハ産駒は0-3-2-5で優勝馬こそいないものの複勝率50%。15年クルーガー(6番人気3着)、16年ケルフロイデ(7番人気2着)と人気薄での激走が見込め、昨年はコズミックフォースが2番人気2着としっかり馬券絡みを果たした。今年、キングカメハメハ産駒はランフォザローゼスが出走を予定している。
ディープインパクト産駒は1-0-1-8で複勝回収率47%。10頭中9頭が4番人気以内で残る1頭も6番人気だったことを考えると期待値は低く、11年にスマートロビンが、16年にウムブルフが1番人気を裏切っている。馬券になったのは12年ベストディール(2番人気1着)と14年アデイインザライフ(4番人気3着)。今年登録しているディープインパクト産駒は、カフジジュピター、ダノンラスターの2頭だ。
ハービンジャー産駒は2-0-0-5。15年ベルーフ、16年プロフェットが優勝している。ハーツクライ産駒は1-0-0-3。13年のフェイムゲームが7番人気で勝っている。今年、ハービンジャー産駒はヒンドゥタイムズ、リーガルメインの2頭が、ハーツクライ産駒はカテドラルが登録している。
人気が予想されるラストドラフトの父ノヴェリスト、シークレットランの父ダンカークはこれまでの出走なし。