【万哲の馬場予報】東海S(中京ダート)「競り合いがなければ先行有利は変わらない」

2019年01月19日 18:20

東海Sの先行勢の競り合いは考えにくい

 毎週欠かさず馬場に関する情報を収集し、自身の予想に反映させるというスポーツニッポンの“万哲”こと小田哲也記者が、“予想に役立つ馬場情報”をコンセプトに、重賞が開催されるコースについて、当週の降水量・前日のレース結果等を踏まえた主観的意見から、よりライブな馬場状態を解説する。

【東海S(中京のダート傾向)】

 土曜の中京ダートは良馬場で終日開催。土曜午前5時30分現在の含水率は「ゴール前1.9%、4コーナー2.0%」(JRA発表)でパサパサに乾いている。

 土曜は、ダート競走が6鞍施行。勝ち馬の最終4コーナーの位置は「2番手、13番手、3番手、1番手、11番手、2番手」。これだけ見ると、極端な追い込みも届いているように見えるが、5番人気コパノカーリングが4コーナー13番手から届いた2R・3歳未勝利戦(ダート1400m)はレース前半3F35秒3〜同後半39秒1と極端な前掲ラップ=Hペースで、後方組が届いた形。

 8R・4歳上500万下(ダート1900m)は道中で後方にいたヒルノアトラーニが一気に動いて先頭に出て展開が乱れ、4コーナー11番手のジェミニズが届いた。この2戦を除けば、先行馬が強い中京ダートの特徴がよく出ていた。

 東海Sの逃げ候補はインティ、アンジュデジール。競り合いは考えにくく、折り合ってしまえば、コーナーがきついコースの傾向からもやはり先行勢が有利か。

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