26歳での生涯を終えたロイヤルタッチ(写真は種牡馬引退後、新ひだか町の功労馬施設で余生を送っていた時のもの)
サンデーサイレンスの2世代目産駒として、1996年の皐月賞(GI・芝2000m)、菊花賞(GI・芝3000m)で2着となり、きさらぎ賞(GIII・芝1800m)など重賞2勝を挙げたロイヤルタッチが2日に26歳で死亡していたことがわかった。ジャパン・スタッドブック・インターナショナルが4日に発表した。
同馬は1993年3月24日生まれ。父サンデーサイレンス、母パワフルレディ、その父マルゼンスキー、半兄に1993年の日本ダービー馬ウイニングチケットがいる血統。栗東・伊藤雄二厩舎から1995年12月にデビュー。2戦目で重賞初制覇を飾ると、1996年の皐月賞では1番人気に支持された。
その後は故障もあり、デビュー3連勝後は勝ち星に恵まれず、1997年のジャパンC(GI・芝2400m)を最後に、通算成績15戦3勝のキャリアで現役生活の幕を閉じた。引退後は1999年から新ひだか町のアロースタッドで種牡馬生活を送り、代表産駒に2006年のアメリカンオークス(米G1・芝2000m)など国内外のGIを3度連対したアサヒライジングなどがいる。