中山記念連覇を達成したステイゴールド産駒ウインブライト(撮影:下野雄規)
24日、中山競馬場で行われた中山記念(4歳上・GII・芝1800m)は、前から離れた4番手でレースを進めた松岡正海騎手騎乗の5番人気ウインブライト(牡5、美浦・畠山吉宏厩舎)が、直線で脚を伸ばして、2番手追走から一旦は先頭に立った6番人気ラッキーライラック(牝4、栗東・松永幹夫厩舎)をゴール前で捕らえ、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分45秒5(良)。
勝ったウインブライトの父ステイゴールドは、これで史上5頭目となる産駒のJRA重賞100勝を達成した。これは、サンデーサイレンス・ディープインパクト・ヒンドスタン・キングカメハメハに続く記録。最初の重賞制覇は2006年のマーメイドSを勝利したソリッドプラチナムだった。
また、2着のラッキーライラックは代表産駒オルフェーヴルの産駒であり、“ステイゴールド系”のワンツーとなった。