【チューリップ賞】阪神JF組が過去10年で7勝、その他の重賞組は未勝利/データ分析(ローテーション編)

2019年02月25日 23:00

チューリップ賞過去10年

 3月2日に阪神競馬場で行われるチューリップ賞(3歳・牝・GII・芝1600m)。桜花賞トライアル第一弾に16頭が登録している。

 過去10年のデータをローテーションから見たときにもっとも好相性と言えるのがやはりGI・阪神JF組。7-3-5-8と圧倒的な成績で、複勝回収率も100%を超えている。また、阪神JFで3着以内の馬が7-2-4-4と、勝ち馬は阪神JFでも好走しているということが挙げられる。阪神JFの優勝馬は7頭が出走し4勝、過去には単勝1倍台での敗戦もあるが、近2年は2歳女王が貫禄を見せつけている。今年は「前走・阪神JF」からは優勝馬ダノンファンタジー、シェーングランツ、メイショウショウブが登録している。

 残る優勝馬3頭のうち2頭は未勝利戦・500万下組から出ている。前者は1-0-1-15、後者は1-2-1-32という成績。未勝利戦の勝利から重賞タイトルを掴んだのが10年ショウリュウムーン、500万下から連勝したのは12年ハナズゴールだ。残る優勝馬1頭はOP特別の紅梅Sから連勝したシンハライトで、つまり阪神JF組以外がここを勝つときには必ず前走も勝利していたということになる。今年、これらのレースでの勝利から臨む登録馬はアフランシール、ココフィーユ、シゲルピンクダイヤ、ハニーウィル、マルモネオフォース。

 阪神JF以外の重賞組は0-3-1-10。優勝馬も出ていないが複勝率ではOP特別以下の組を上回るという成績。ただし、馬券に絡んだ4回は2014年以降に集中しており(0-3-1-2)、近年は好走率が高まっているという傾向が出ている点には注意が必要。今年はシンザン記念から臨むドナウデルタ、アルテミスSから臨むサムシングジャストの登録がある。

 2〜4着馬のブランノワール・ノーブルスコア・オーパキャマラードが登録しているエルフィンS組は0-1-2-21。複勝率は低いものの、3回の馬券絡みはOP特別の中では最上位となっている。

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