オーシャンS過去10年 今年産駒の登録があり、出走歴のある種牡馬
3月2日に中山競馬場で行われオーシャンS賞(4歳上・GIII・芝1200m)を種牡馬別に検証していく。
過去10年で複数回(2回)馬券に絡んでいるのは、アグネスデジタル、アドマイヤコジーン、アドマイヤムーン、サクラバクシンオー、サクラブレジデント、タイキシャトル、ダイワメジャー、フジキセキの8種牡馬。このうち、異なる産駒で馬券絡みを果たしているのは、アグネスデジタル(グランプリエンゼル、ダイメイフジ)のみ。残りの7種牡馬は、同一の産駒が2度馬券に絡んでいるということで、血統の傾向以前に、リピーターが多いというレースの特徴は頭に入れておいた方がいいだろう。
今年の登録馬で、過去にオーシャンSで馬券圏内があるのはキングハート(18年1着)、スノードラゴン(14年2着、16年3着)、ダイメイフジ(18年3着)、ナックビーナス(17年2着、18年2着)の4頭。
人気が予想されるモズスーパーフレアはSpeightstown産駒。
Speightstown産駒の同レースへの出走は18年7番人気10着のリエノテソーロのみ。ただ、Gone Westの血を持つエイシンブルズアイが16年に5番人気で優勝しており、ミスタープロスペクター系のアグネスデジタル産駒やアドマイヤムーン産駒が複数回の馬券絡みを果たしていることを考慮すると、この舞台がマイナスになることは無さそうだ。