現地時間12日、米・サラトガ競馬場で行われたスウォードダンサー招待H(3歳上、米G1・芝12f)は、E.コア騎手騎乗の2番人気ゴーデピュティ Go Deputy(牡6、米・T.プレッチャー厩舎)が道中後方追走から徐々に進出、直線入り口で先頭に立つと、5番人気シルヴァーホイッスル Silver Whistleに1.3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分26秒78(良)。さらに1.3/4馬身差の3着には4番人気グランドクチューリア Grand Couturierが入った。
勝ったゴーデピュティは、父Deputy Minister、母Partygoer(その父Secretariat)という血統の米国産馬。半兄に95年ストラブS、96年パシフィッククラシック(共に米G1)を制したDare And Go(父Alydar)がいる。今年2月のガルフストリームパークBCS(米G1)でクビ差の2着に入るなど重賞戦線で好走し、前走のボウリンググリーンH(米G2)で重賞初制覇。今回のG1初制覇を重賞連勝で飾った。通算成績16戦6勝(重賞2勝)。なお同馬は、同日に米・アーリントンパーク競馬場で行われたアーリントンミリオン(米G1)にJ.ヴェラスケス騎手騎乗で出走予定だったが、枠順確定後に出走を取り消していた。