現地時間13日、仏・ドーヴィル競馬場で行われたジャックルマロワ賞(3歳上、仏G1・芝1600m)は、L.デットーリ騎手騎乗の2番人気リブレッティスト Librettist(牡4、英・S.ビン・スルール厩舎)が、3番人気マンデュロ Manduroをクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分43秒10(重)。さらにアタマ差の3着には3番人気ピアレス Peeressが入り、1番人気に推されたストーミーリヴァー Stormy Riverは4着に敗れた。
勝ったリブレッティストは父Danzig、母Mysterial(その父Alleged)という血統の米国産馬。半兄に03年クイーンアンS(英G1)を制したドバイディスティネーション Dubai Destination(父Kingmambo)、おじに95年スプリンターズS(GI)を制したヒシアケボノ、99年アベイユドロンシャン賞などG1・2勝のアグネスワールドがいる。同馬は04年7月のデビューから2連勝。3戦目となったデューハーストS(英G1)では5着に敗れたが、その後は重賞初制覇となった前走のメシドール賞(仏G3)まで3連勝していた。通算成績7戦6勝(重賞2勝)。