ドバイターフへ向けてCWコースで追い切りを行ったヴィブロス(写真奥、撮影:井内利彰)
今年でドバイターフ(3月30日・メイダン芝1800m)に3回目の出走となる
ヴィブロス(栗東・友道康夫厩舎)。2017年は1着、
2018年は2着という結果だが、昨年末の香港マイルでも2着しており、海外遠征ではオール馬券圏内。今朝13日は得意の海外レースに向けて、CWコースで追い切りを行っている。
グランデストラーダが先行して、
ジュンテオドーラが真ん中、一番後ろから
ヴィブロスという隊列。6F標識で先頭との差は1秒ほどあったが、その差を保ったまま、3コーナーから4コーナーを回っていく。
最後の直線は最内から前を捕まえに行くが、その
スピードが速い。そして、騎乗していた藤岡康太騎手がアクションを起こすと、それに応えて、重心を低くして伸びていく。先週までとは明らかに違う走りで、最先着のゴールとなった。
時計は6F81.1〜5F66.3〜4F51.9〜3F37.5〜1F11.6秒。数字的にも申し分ないし、動き自体もこれ以上ない感じ。この後は同日16時に馬運車で検疫厩舎へ移動し、国内での最終調整に努めていく。
(取材・文:井内利彰)