【皐月賞】アドマイヤマーズ完調目前 友道師「もう一回やればかわる」

2019年04月05日 06:00

 栗東CWで3頭併せを行ったアドマイヤマーズ(右)=撮影・佐藤厚

 「皐月賞・G1」(14日、中山)

 本番へ向けて視界は良好だ。昨年の最優秀2歳牡馬アドマイヤマーズが4日、栗東CWで3頭併せを敢行し、軽快なフットワークを披露。好調ぶりをアピールした。一方、弥生賞7着から巻き返しを狙うラストドラフトは、新たにコンビを組むシュタルケを背に美浦Wでシャープな動きを誇示。若駒S、若葉Sと連勝中のヴェロックス、反撃を狙うアドマイヤジャスタも、栗東CWで着々と準備を整えている。

 アドマイヤマーズは栗東CWで前にネプチュナイト(4歳1000万下)、後方にルタンデュボヌール(5歳1600万下)を置く形の3頭併せ。ゴール前で強めに追われ、6F80秒4-36秒5-12秒0をマークした。前者に0秒4先着、後者とは併入した。友道師は「2週続けて負荷をかけました。体が締まって、しっかりとしてきているし、良くなっています。もう一回やれば変わってきそう」と青写真通りの調整に納得の表情だ。

 前走の共同通信杯は2着。デビューから続いた連勝は4でストップしたが「前回は休み明け初戦でしたし、距離で負けたとは思っていない。本来は後ろから並んで競り落とすタイプなので」と悲観する様子は全くない。

 距離、コースとも初めてとなるが「2000メートルは持つと思うし、コーナー4つなので、息は入る。ここを見越して体も良くなってきているので」と指揮官は壁を感じていない。

 さらなる成長を遂げた2歳王者が主役の座奪取へ、一歩ずつ階段を上がっている。

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