切れ味鋭く、差し切り勝ちを決めたデンコウアンジュ(c)netkeiba.com、撮影:小金井邦祥
福島11Rの福島牝馬ステークス(4歳以上GIII・牝馬・芝1800m)は4番人気
デンコウアンジュ(柴田善臣騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分48秒1(良)。2馬身半差の2着に1番人気
フローレスマジック、さらに1馬身1/4差の3着に2番人気
ダノングレースが入った。
デンコウアンジュは栗東・荒川義之厩舎の6歳牝馬で、父メイショウサムソン、母デンコウラッキー(母の父マリエンバード)。通算成績は27戦3勝。
〜レース後のコメント〜
1着
デンコウアンジュ(柴田善臣騎手)
「切れ味鋭い馬なので、期待はしていました。ペースは遅かったのですが、折り合いがついて良いリズムで行けて、予想した以上に切れました。今日くらい落ち着いていて
リラックスして走れたら、ヴィクトリアマイルでもレースの流れ次第ではひょっとするかもしれません。期待はあります」
2着
フローレスマジック(石橋脩騎手)
「状態は良く、返し馬でも雰囲気が良かったです。しかし、思ったよりもペースが遅く、後ろの馬が3コーナーでスッと来ました。その中で良く耐えて直線に向き、調子の良さを出してくれました」
3着
ダノングレース(蛯名正義騎手)
「大味な競馬になってしまいました。流れが遅く待っていてもいけないと思い、良いタイミングで上がって行きましたが......」
5着
ミッシングリンク(丸山元気騎手)
「ペースが遅く外から来た馬と一緒に上がって行きましたが、芝よりダートの方がいい感じはしました。芝でも、ハンデ戦や雨が降って道悪になった時なら良いかと思います」