3日、札幌競馬場で行われた2R・2歳未勝利(芝1800m)は、北村宏司騎手騎乗の1番人気ミスティックベル(牡2、美浦・藤沢和雄厩舎)が道中好位追走から向正面で先頭に立つと、直線に向いて後続を突き放し、6番人気マイネルドナールに7馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分50秒0(良)。さらにクビ差の3着には4番人気ナンヨーヘブンが入った。
勝ったミスティックベルは、父Dynaformer、母Pulsatilla(その父Gone West)という血統の米国産馬。今年2月のファシグティプトン・コールダーセールにて100万ドル(約1億1500万円)で落札されていた。前走の新馬(札幌、芝1500m)は1番人気に支持されるも4着に敗れていた。通算成績2戦1勝。
札幌1R・2歳未勝利(ダート1000m)は、服部剛史騎手騎乗の2番人気ベルベットイーグル(牝2、栗東・領家政蔵厩舎)が好スタートから先手を奪い、直線2番手追走した1番人気ヒカルクロフネを1.3/4馬身差抑えて逃げ切った。勝ちタイムは1分00秒2(良)。さらに1.1/2馬身差の3着には4番人気ナリタトパーズが入った。
勝ったベルベットイーグルは父フォーティナイナー、母がスリーエフ(その父Nureyev)という血統。半兄にJRA・5勝のルタンティール(牡5、栗東・領家政蔵厩舎)がいる。前走の新馬戦(札幌、芝1200m)は4着に敗れていた。通算成績2戦1勝。
新潟1R・2歳未勝利(芝1400m)は、安藤勝己騎手騎乗の3番人気アシュレイリバー(牝2、栗東・橋口弘次郎厩舎)が道中中団追走から直線外から追い込み、圧倒的1番人気(単勝180円)ロットオブカクテルに3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分23秒7(良)。さらに1馬身差の3着には6番人気コスモフライハイが入った。
勝ったアシュレイリバーは、父Mr.Greeley、母チャールストンハーバー(その父Grindstone)という血統。7月の新馬(小倉、1200m)は4着、前走の未勝利(小倉、芝1200m)は5着に敗れていた。通算成績3戦1勝。
小倉1R・2歳未勝利(芝1800m)は、鮫島良太騎手騎乗の1番人気マイネルカーロ(牡2、栗東・宮徹厩舎)が先団追走から、逃げ粘る4番人気テンザンコノハナをゴール前でクビ差交わして優勝した。勝ちタイムは1分48秒9(良)。さらに1.1/2馬身差の3着には3番人気トウカイアワードが入った。
勝ったマイネルカーロは、父マイネルラヴ、母はJRA・6勝のビンゴハナコ(その父パークリージェント)という血統。6月の新馬(京都、芝1200m)で2着に入ると以後は堅実な走りを続け、前走の未勝利(小倉、芝1200m)は3着だった。通算成績5戦1勝。