【葵S】圧巻のパフォーマンスを示す馬番3番に注目/データ分析(枠順・馬番編)

2019年05月24日 11:30

葵S 過去9年

 25日に京都競馬場で行われる葵S(3歳・重賞・芝1200m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、オープン特別として行われていた2010〜2017年も集計対象とする。

 馬番別では、最多となる6回の馬券絡みが3番。次点で3回の1番、8番が続き、2回が2番、4番、5番、7番、11番、14番となっている。

 昨年も2枠3番を引いていたゴールドクイーンが9番人気(単勝29.4倍)ながら逃げ切り勝ちを決めていたが、馬番3番は「4-0-2-3」勝率44.4%、複勝率66.7%という成績で、17年ショウナンマッシブ(6番人気3着)、16年ワンダフルラッシュ(10番人気3着)、14年リアルヴィーナス(9番人気1着)など、人気薄による激走も多々目立つ。

 参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。

1枠 1-2-1-9 複勝率30.8% 複勝回収率474%
2枠 4-1-0-9 複勝率35.7% 複勝回収率104%
3枠 3-0-2-11 複勝率31.3% 複勝回収率142%
4枠 0-1-0-15 複勝率6.3% 複勝回収率11%
5枠 0-2-2-14 複勝率22.2% 複勝回収率127%
6枠 1-2-2-13 複勝率27.8% 複勝回収率176%
7枠 0-1-0-17 複勝率5.6% 複勝回収率11%
8枠 0-1-1-16 複勝率11.1% 複勝回収率33%

 一目瞭然で内枠優勢と判断できるが、フルゲート割れしている年も多いため、16頭立てで開催された場合の枠順別成績を下記に記す。なお、フルゲートが16頭立てへと変更されたのは2012年以降となる。

1枠 0-2-1-5 複勝率37.5% 複勝回収率741%
2枠 3-1-0-4 複勝率50.0% 複勝回収率147%
3枠 1-0-0-7 複勝率12.5% 複勝回収率88%
4枠 0-1-0-7 複勝率12.5% 複勝回収率22%
5枠 0-0-1-7 複勝率12.5% 複勝回収率51%
6枠 0-0-1-7 複勝率12.5% 複勝回収率25%
7枠 0-1-0-7 複勝率12.5% 複勝回収率25%
8枠 0-0-0-8 複勝率0.0% 複勝回収率0%

 やはり多頭数の時ほど外枠は信頼度が落ちている。特に人気薄に期待することは難しく、4〜8枠から連対した2例も18年2着トゥラヴェスーラ(2番人気)、10年2着カレンチャン(2番人気)と上位人気に推されていた馬だった。

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