7日、旭川競馬場で行われた北海優駿(3歳、ダート2100m、1着賞金400万円)は、服部茂史騎手騎乗の2番人気ギルガメッシュ(牡3、北海道・角川秀樹厩舎)が好位追走から3角手前で先頭に立つと、同じく好位から進出した圧倒的1番人気(単勝150円)フジノダイヒットに2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分17秒5(不良)。さらに3馬身差の3着には4番人気コンテが入り、上位3頭までを角川秀樹厩舎の所属馬が占めた。
勝ったギルガメッシュは、父サクラローレル、母ギルガドール(その父コリムスキー)という血統。05年5月にデビューし、5戦目で初勝利。その後も安定した走りを続けていたが、初重賞挑戦となった北斗盃は1番人気に支持されるも7着に敗退。前走の王冠賞も6着と、重賞では苦戦が続いていた。今回4度目の挑戦で重賞初制覇を果たした。通算成績16戦5勝(重賞1勝)。