【浦和・さきたま杯】リピーターの多い一戦に昨年の上位3頭など12頭/地方競馬見どころ

2019年05月29日 05:14

交流重賞1400m戦では4戦して3勝、2着1回のサクセスエナジー(写真は昨年かきつばた記念優勝時、撮影:高橋正和)

 本日29日に浦和競馬場で行われるさきたま杯(4歳上・ダ1400m・1着賞金3100万円)に中央馬4頭、地方馬8頭の計12頭が出走する。最後の直線約220mの小回りコースで行われる一戦は、過去10年で3番人気以内がすべて勝利しているものの、馬券圏内には人気薄も絡み、地方馬の活躍も多くみられる。

 昨年の覇者サクセスエナジー(牡5、栗東・北出成人厩舎)は、前走の黒船賞を制し交流重賞3勝目を挙げた。地方で行われた交流重賞1400m戦では4戦して3勝、2着1回とほぼパーフェクトな成績を残している。安定した先行力も魅力的で、得意の条件で連覇を狙う。鞍上は2度目のコンビとなる池添謙一騎手。

 今回が久々の地方遠征となるサンライズノヴァ(牡5、栗東・音無秀孝厩舎)は、これまでに挙げた7勝のうち、東京コースで重賞2勝を含む6勝を挙げている。近年は、後方から追い込む競馬が板についているだけに、小回りの浦和1400mで実力を披露できるかが鍵となる。鞍上は主戦を務める戸崎圭太騎手。

 昨年のNAR年度代表馬に選出されたキタサンミカヅキ(牡9、船橋・佐藤賢二厩舎)は、今回最内枠からの発走となる。前々走の東京スプリントでは、並みいる中央の強豪を抑えて優勝した。同舞台の重賞も制しており、昨年ハナ差2着に敗れた雪辱を果たせるか。鞍上は森泰斗騎手。

 メンバー中唯一のGIウイナーとなるモーニン(牡7、栗東・石坂正厩舎)は、一昨年の2着馬。今年の根岸Sでは、サンライズノヴァやキタサンミカヅキに先着しており、続くフェブラリーSでも4着に健闘した。久々の浦和コースで久々の国内重賞制覇なるか。鞍上は昨年のコリアスプリントを制して以来となる藤井勘一郎騎手。

 他にも、兵庫ゴールドトロフィーの覇者ウインムート(牡6、栗東・加用正厩舎)や昨年の3着馬アンサンブルライフ(牡6、浦和・小久保智厩舎)、前走の福永洋一記念を制したコスタアレグレ(牡9、高知・別府真司厩舎)なども出走する。

 12:00時点でのオッズは以下の通り。発走は16:35。現時点で天候は曇、馬場は稍重となっている。

※人気順 馬名 騎手 オッズ
1 サンライズノヴァ 戸崎圭太 3.1
2 サクセスエナジー 池添謙一 3.2
3 キタサンミカヅキ 森泰斗 4.1
4 ウインムート 和田竜二 6.6
5 モーニン 藤井勘一郎 7.0
6 ブルドッグボス 左海誠二 26.0
7 コウエイエンブレム 石崎駿 58.3
8 コスタアレグレ 倉兼育康 106.7
9 アンサンブルライフ 繁田健一 120.2
10 コスモマイギフト 大原浩司 287.5
11 ミヤジマッキー 國分祐仁 298.9
12 レヴァンタール 東川公則 347.6

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