現地時間22日、イギリスのアスコット競馬場で行われたG2・ハードウィックS(4歳上・芝2390m・8頭・1着賞金約12.8万ポンド=1745万円)は、中団からレースを進めた1番人気のデフォー(セ5、A.アッゼニ騎手)が、最後の直線で外から末脚を伸ばし、さらに外から追い込んだナガノゴールド(牡5、C.スミヨン騎手)の追撃を退け、1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分31秒09(良)。
ナガノゴールドから1馬身差の3着にはミラージュダンサー(牡5、P.ドッブス騎手)が入った。昨年の英ダービー(英G1)を制して以来の復帰戦となったマサー(牡4、J.ドイル騎手)は、スタート直後の躓きも影響したか、5着に敗れている。
デフォーは父Dalakhani、母Dulkashe、その父Pivotalという血統。イギリスのロジャー・ヴェリアン厩舎の管理馬。重賞は通算5勝目。前走コロネーションC(英G1)に続いての重賞連勝となった。
ナガノゴールドは父Sixties Icon、母Never Enough、その父Monsunという血統。チェコのヴァーツラフ・ルカJr厩舎の管理馬。ここではシンガリ人気の伏兵の立場ながら、下馬評を覆す激走を見せた。