福島2Rをコパノビアンカで勝利し、笑顔の藤田騎手=福島競馬場
先週、スウェーデンで行われた「ウィメンジョッキーズWC」で総合優勝を果たし“世界女王”の称号を得たばかりの藤田菜七子騎手(21)=美浦・根本康広厩舎所属=が7日、福島競馬2Rで帰国後10戦目で“がい旋V”を挙げた。3番人気の
コパノビアンカ(牝2歳)に騎乗し、2番手から直線で鮮やかに抜け出した。
これで今季JRAの17勝目、通算では64勝目。「他に逃げ馬がいたので、番手からのレースになりました。道悪に脚を取られる場面はありましたが、追ってからもうひと伸びしてくれました。前走から出来が上がっている感じだったし、距離も合っていましたね」と菜七子はパートナーをねぎらった。