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東京TC

【函館2歳S】レッドヴェイパー 抜群の伸び“天才少女”がJRA2歳重賞一番星だ

2019年07月18日 06:00

 北村友を背に文句なしの仕上げを施したレッドヴェイパー(奥)

 「函館2歳S・G3」(21日、函館)

 世代最初のタイトル戦へ、素質あふれる若駒たちが北の大地で躍動した。なかでも注目は、デビュー戦を好時計で勝ち上がったレッドヴェイパーだ。函館Wの併せ馬で直線鋭い末脚を発揮すると、ラスト1F12秒1の好時計をマーク。上々の臨戦態勢を築いた。

 レッドヴェイパーは17日、函館Wで併せ馬。5Fで3馬身ほど先行する僚馬ウォータースペース(3歳2勝クラス)を追走する形でスタート。前半はリラックスして折り合い、ラスト1Fで内から馬体を合わせると、ゴール前は抜群の伸び脚を発揮。最後は半馬身かわしてのフィニッシュで、5F69秒0-38秒9-12秒1を記録した。

 数字以上に中身の濃い調教内容に、レースで初コンビを組む北村友も納得の表情を浮かべた。「反応は良かったし、加速してからもスピードを持続していた。いい追い切りができました」とうなずいた。前走時が412キロと小さな馬体ながら、「それを感じさせない動きをします。瞬発力がある上に、長くいい脚を使えるタイプ」と素質の高さを伝える。

 担当する岩本助手も「前に壁をつくって、ためる調教をしたかった。我慢は利いていたし、内容は良かった」と満足げだ。さらに新馬戦時と比較しても、「もともと完成度の高い馬だが、気持ちの面では今回の方がいいですね」と前走以上の臨戦態勢を強調した。

 同舞台で行われた新馬戦を1分9秒8の好タイム勝ち。単なる仕上がり早の小柄な牝馬ではなさそうだ。「スピードだけではなく、パワーもある。乗り味はいいし、高い素質を秘めている」と評価した上で、「狙っていたレースなので、勝ちたいね」と力を込めた。

 体は小さいものの、スケールの大きさには光るモノがある。そんな“天才少女”が、世代最初の重賞Vへまい進する。

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