今週土曜の小倉6Rでデビュー予定のメイショウベンガル(撮影:花岡貴子)
まず、昨日お伝えしたウインバリアシオン産駒で初勝利をあげたティーズリープ(牝2、北海道・小野望厩舎)の続報です。
管理する小野調教師にお話をうかがったところ、レース後も元気にしているそうですよ。
「少しノドが弱いところがあったので、1000m戦を使いました。能検のあと、ソエでずいぶん時間がかかりましたし、今回のレースの上がりも少し出ていますがすぐに落ち着くと思います」
次走は未定ですが、門別で行われる重賞・牝馬限定戦のリリーカップ(8月29日、ダート1200m)への予備登録は済ませたそうです。
「次走についてはこれから馬主さんと相談して決定しますが、このリリーカップ。または、中央のすずらん賞(9月1日、札幌芝1200m)が候補にあります」
ただ、すずらん賞に出走させるためには、その前にトライアルを1戦走らなければならないとのこと。となると、日程的にリリーカップのほうが現実的なのかな、と思います。
中央と地方の壁はありますが、できる範囲で見守り続けたいな、と思っています。
そして、今週土曜の小倉6レースでデビューするメイショウベンガルは、ウインバリアシオンを育てた竹邑厩務員と中山助手が送り出す期待馬なんですよ!武豊騎手騎乗ということもあって人気も集まりそうですね。バリ産駒初勝利に続いて、ベンガルくんも勝ってほしいものです。
「スタートはいいし、調教での時計も出ています。ちょっとモノ見をするので、しっかりとレースで走ってほしいですね」と中山助手。
たしかに。まだ表情がノホホンとしていて子供っぽいです。まぁ、それゆえ、かなり可愛い顔をしていますよ。ぜひ、注目してください!
(取材・文:花岡貴子)