現地時間23日、英・アスコット競馬場で行われたクイーンエリザベス2世S(英G1・芝8f)は、M.キネーン騎手騎乗の1番人気ジョージワシントン George Washington(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)が、5番人気アラーファ Araafaに1.1/4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分40秒06(稍重)。さらに2馬身差の3着には4番人気コートマスターピース Court Masterpieceが入った。
勝ったジョージワシントンは、父デインヒル、母Bordighera(その父Alysheba)という血統の愛国産馬。半兄に02年愛チャンピオンS(愛G1)などG1を3勝、02年欧州最優秀古馬にも選出され、現在は新冠・優駿スタリオンステーションで種牡馬生活を送っているグランデラ(父Grand Lodge)がいる。05年5月のデビュー戦(芝5f)は3着に敗れたが、続くメイドン(芝6f)、レイルウェイS(愛G2)、フィーニクスS(愛G1)、ナショナルS(愛G1)を4連勝。同年の欧州最優秀2歳牡馬に選出された。今年初戦の英2000ギニー(英G1)は快勝したが、前々走愛2000ギニー(愛G1)で2着、前走セレブレーションマイル(英G2)は3着に敗れていた。通算成績9戦6勝(G1・4勝)。