前走の帝王賞で一線級で戦える力を示したノンコノユメ(撮影:高橋正和)
7/31(水)に大井競馬場で行われるサンタアニタトロフィー。内回り1600mで行われるハンデ戦だ。秋〜年末を見据える上でも重要な一戦で、今年は豪華メンバーがフルゲートに揃った。主な出走馬は以下の通り。
■7/31(水) サンタアニタトロフィー(3歳上・SIII・大井ダ1600m)
ノンコノユメ(セン7、大井・荒山勝徳厩舎)は移籍初戦の前走帝王賞を3着。昨年のフェブラリーSを勝って以降は精彩を欠いていたが、まだまだ一線級で戦える力を示した。内回りコース、58.5kgの斤量がどうかという面はあるが、秋以降を見据える上で取りこぼせない一戦だ。
リッカルド(セン8、船橋・佐藤裕太厩舎)は前走帝王賞を8着も自分の時計では走っており、グランドマイラーズ出走に一頓挫あった中でしっかり上積みが認められた。過去の走りからしてベストは1800m以下であり、今回の条件で一変する可能性は十分にあるだろう。
ロイヤルパンプ(牡7、大井・荒山勝徳厩舎)は前走の湘南ひらつかOPで後続に7馬身差を付けて逃げ切り、移籍後初勝利を挙げた。JRA所属時もマイペースで立ち回ったときは強い競馬を見せており、絶好の最内枠を引いたここは侮れない存在だろう。
アルタイル(牡7、大井・堀千亜樹厩舎)は前走のムーンストーン賞を差し切り勝ち。転入後は安定した走りを見せており、またJRA時にオープンを2勝しているようにここでも実績上位だろう。重賞のここでも大崩れは考えにくい。
他にも、前走トライアルを勝ったモンスターキング(セン6、大井・荒山勝徳厩舎)、グランドマイラーズ8着から巻き返しを期すクリスタルシルバー(牡4、大井・村上頼章厩舎)、川崎マイラーズ2着のトロヴァオ(牡6、大井・荒山勝徳厩舎)、隅田川オープンの覇者ハッピースプリント(牡8、大井・森下淳平厩舎)らも上位争いを狙う。
発走は20時10分。
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