27日、川崎競馬場で行われた戸塚記念(3歳、南関東G3・ダート2100m、1着賞金1200万円)は、町田直希騎手騎乗の3番人気ビービートルネード(牡3、川崎・武井榮一厩舎)が先団追走から直線に入ると後続を大きく突き放し、2番人気ステップクローザーに8馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは2分17秒1(重)。さらに1/2馬身差の3着には1番人気シャイニールックが入った。

　勝ったビービートルネードは、父タヤスツヨシ、母ノースハッピー(その父メンデス)という血統。05年7月に北海道・林和弘厩舎からデビューしたが勝ち星を挙げられず、同年12月、現厩舎に転入。移籍初戦で初勝利を挙げた。今年5月の菖蒲特別、ハナミズキ特別を連勝して臨んだ前走の東京ダービー(南関東G1)では、12番人気(単勝7190円)の低評価を覆し、重賞初出走でのG1制覇を果たしていた。通算成績15戦5勝(重賞2勝)。