インペリシャブルが大差で無傷3連勝(撮影:高橋正和)
3日、川崎競馬場で行われた準重賞・若武者賞(2歳・ダ1500m・1着賞金500万円)は、ハナを切った矢野貴之騎手騎乗の1番人気
インペリシャブル(牡2、川崎・高月賢一厩舎)がそのまま後続との差を広げて逃げ切り、2着の4番人気
オニキリマル(牡2、船橋・林正人厩舎)に大差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分35秒2(不良)。また、本レースの1・2着馬には10月に行われる鎌倉記念の優先出走権が与えられた。
【矢野貴之騎手のコメント】
「まだ(身体が)ユルいので、これからの成長が楽しみです。(好タイムは)馬場に助けられているとは思います。直線は追えば伸びそうではありましたが、まだユルいので無理はさせませんでした。少し内にササるのが気になります。
デビュー当初は短距離向きかなと思ったんですが、気性的に成長してくれていて道中も抜くことができ、今日の感じではマイルくらいまではこなせそうに思います。現時点では、2歳馬としては
スピードが頭一つ抜けていると思います。大人しいしどっしりとしていて、雨や雷など気にしていませんでした。この走りが出来れば、(次走の)鎌倉記念でも力が入ります」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)