【仏・メゾンラフィットC】「ぜひ凱旋門賞を勝ってほしい」 キセキの調教パートナー・モンドシャルナに騎乗したミシェル騎手

2019年09月18日 13:10

仏G3に出走したモンドシャルナの清水裕夫調教師とミカエル・ミシェル騎手(撮影:高橋正和)

 16日にフランスのメゾンラフィット競馬場で行われたメゾンラフィットC(3歳上・G3・芝直線2000m・5頭)に、昨年まで日本で競走生活を送り、フランスに移籍したモンドシャルナ(牡8、仏・清水裕夫厩舎)がM.ミシェル騎手を背に出走。逃げた勝ち馬ヴィラロザ(牝4、仏・HF.デヴィン厩舎)の外に併せるように先行し、最後は人気の3頭には離されたが、3馬身差の4着となった。

 モンドシャルナについて、また同馬が調教パートナーを務め、凱旋門賞に挑戦するキセキ(牡5、栗東・角居勝彦厩舎)について、モンドシャルナを管理する清水裕夫調教師、騎乗したミカエル・ミシェル騎手の談話。

【清水裕夫調教師】
「元々調教は本当に動く馬で、調教に関しては重賞クラスの馬です。少頭数だし、行ってみようということになりました。ミカエル・ミシェル騎手の騎乗については、キセキの調教パートナーとしてこのところ乗っているので、それなら重賞挑戦のタイミングで乗ってもらおうと。彼女の経験のためにもということです。日本のためにと思ってくれているようですし、日本に恋しているというのも聞いてますので。

 能力比較なら5着が妥当なところかと思っていましたから、4着という結果は上々と思います。彼女も上手に乗ってくれました。この結果から今後はハンデをもらうことになるのでハンデキャップ競走に出走するのは難しく、リステッドか重賞で、ネオユニヴァース産駒なので根幹距離を避けた方がいいかなと思うので、そういうレースを見つけていきたいと思います」

【ミカエル・ミシェル騎手】
「いい騎乗が出来たと思います。最後まで諦めず頑張ってくれました。キセキの調教パートナーとして、(モンドシャルナ自身も)いつもいい動きをしていました。これからリステッドや重賞でも頑張ってくれると思います。

(キセキについては)とても賢く落ち着いた馬です。とてもいいバランスを持った強い馬だなと思います。今回フォワ賞は負けましたが、初めてのロンシャン競馬場でいい経験をしたと思います。休み明けですから、次はグンと良くなります。私もそれに協力できることがとても嬉しいです。ぜひ凱旋門賞を勝ってほしいです。

(日本の凱旋門賞挑戦については)凱旋門賞は世界一のレースだと思いますし、日本人の夢ですよね。とても素敵なチャレンジだと思います。(日本が大好きな)私にとっても。本当にいつか日本が凱旋門賞を勝つことを望んでいます」

(取材:高橋正和、編集:netkeiba)

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