8日、京都競馬場で行われた1R・2歳未勝利(ダート1200m)は、橋本美純騎手騎乗の1番人気テイエムヤマサクラ(牝2、栗東・木原一良厩舎)が好スタートから先手を奪うと、先団追走の4番人気シャンパンゴールドに5馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分14秒1(良)。さらに1.3/4馬身差の3着には10番人気グロースベルベットが入った。
勝ったテイエムヤマサクラは、父タイキシャトル、母が94年札幌スプリントS(GIII)3着、93年紅梅賞、マーガレットS(ともにOP)を制したドミナスクリスタル(その父クリスタルグリッターズ)という血統。叔父に96年セントウルS(GIII)など重賞4勝を挙げたフジノマッケンオーがいる。今年8月にデビューし、今回が4戦目での勝ち上がりとなった。通算成績4戦1勝。
東京1R・2歳未勝利(芝1400m)は、吉田隼人騎手騎乗の1番人気ニシノクイック(牡2、美浦・上原博之厩舎)がスタートで出遅れたものの、3〜4角で徐々に進出すると直線外から追い込み、2番人気エアリアーナに2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分23秒7(良)。さらにクビ差の3着には4番人気フィールフィットが入った。
勝ったニシノクイックは、父ヤマニンゼファー、母はJRA・4勝のブランドピートという血統。半兄に05年京成杯オータムH(GIII)2着のニシノシタン(牡6、美浦・浅野洋一郎厩舎、父サクラバクシンオー)がいる。前走の未勝利(中山、芝1200m)は2着だった。通算成績5戦1勝。