10日、門別競馬場で行われた第22回エーデルワイス賞(2歳・牝・JpnIII・ダ1200m・1着賞金2000万円)は、外々を回ってポジションを上げ直線までに前を射程圏内に入れた服部茂史騎手騎乗の7番人気コーラルツッキー(牝2、北海道・田中淳司厩舎)が、早め先頭から粘る2番人気アザワク(牝2、北海道・角川秀樹厩舎)をゴール前で捕らえ、これに1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分12秒3(重)。
さらに1/2馬身差の3着に11番人気ミナトノヨーコ(牝2、北海道・川島洋人厩舎)が入った。なお、1番人気プリモジョーカー(牝2、北海道・角川秀樹厩舎)は5着、3番人気ウィーンソナタ(牝2、美浦・伊藤圭三厩舎)は12着に終わった。
勝ったコーラルツッキーは、父シニスターミニスター、母コーラルビュー、その父キングヘイローという血統。前走のリリーCは7着に敗れたがここで巻き返し、フルールCに続く重賞2勝目を挙げた。道営勢によるエーデルワイス賞制覇は3年連続10回目。