英チャンピオンS、ディープ破ったプライドが快勝

2006年10月15日 00:17

 現地時間14日、英・ニューマーケット競馬場で行われた英チャンピオンS(3歳上、英G1・芝10f)は8頭立てで行われ、C.ルメール騎手騎乗の3番人気プライド Pride(牝6、仏・A.ロワイユデュプレ厩舎)が、後方から末脚を伸ばすと、7番人気ロブロイ Rob Royに3馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは2分06秒81(稍重)。1番人気に推され、逃げたハリケーンラン Hurricane Runはアタマ差の3着、英ダービー馬サーパーシー Sir Percyは7着に敗れた。

 勝ったプライドは、父パントレセレブル、母Specificity(その父Alleged)という血統の仏国産馬。姪に今年の英1000ギニー(英G1)を制したスペシオーサ Speciosaがいる。02年8月に武豊騎手鞍上でデビュー(3着)。04年アレフランス賞(仏G3)で重賞初勝利を飾ると、今年6月のサンクルー大賞典(仏G1)でハリケーンランを2着に破り初G1制覇。前走の凱旋門賞(仏G1)ではディープインパクトをゴール寸前で交わし、レイルリンク Rail Linkからクビ差の2着に入っていた。今回の勝利はフランス以外で初の重賞勝ち。通算成績25戦8勝(重賞7勝、うちG1・2勝)。

 なお、このレースで6歳以上の馬が勝ったのは1959年のプティエトワール Petite Etoile(牝6)以来47年ぶりの快挙。

 また、ジャパンC(GI)に予備登録のある馬は、プライド1着、ハリケーンラン3着、Maraahel マラーヘル6着、Notnowcato ノットナウケイト8着という結果に終わった。

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