ゴール前は4頭が叩き合う大接戦になったが、写真一番奥のヴァウアンドディクレアが勝利した(提供:Racing Photos)
現地時間5日、オーストラリアのフレミントン競馬場で行われた第159回メルボルンC(3歳上・G1・芝3200m・1着賞金440万豪ドル)は、3番手の内でレースを進めたC.ウィリアムズ騎手騎乗の3番人気ヴァウアンドディクレア(セ4、豪・D.オブライエン厩舎)が、ゴールまでもつれた接戦を制し優勝した。勝ちタイムは3分24秒76(重)。
2位入線の5番人気マスターオブリアリティ(セ4、愛・J.オブライエン厩舎)は、4位入線の9番人気イルパラディーゾ(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)の進路を妨害したとして4着に降着。
それによって、2着は3位入線の7番人気プリンスオブアラン(セ6、英・C.フェローズ厩舎)、3着はイルパラディーゾとなった。なお、1番人気メールドグラース(牡4、栗東・清水久詞厩舎)は中団でレースを進め、直線で脚を伸ばすも6着に終わった。
勝ったヴァウアンドディクレアは、父デクラレーションオブウォー、母Geblitzt、その父テスタロッサという血統の豪州産馬。自身初のG1制覇、豪州調教馬としては3年ぶりのメルボルンC制覇を果たした。
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