netkeibaデータベースのリニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった福島記念の「ゴールデンコンビ」はこちら。

【木村哲也厩舎×丸山元気騎手(フローレスマジック)】

　オールカマーで「ゴールデンコンビ」として紹介した「菊沢隆徳厩舎×菊沢一樹騎手」には引き続き注目だが、ここでは新たに「木村哲也厩舎×丸山元気騎手」を取り上げたい。

「木村哲也厩舎×丸山元気騎手」の「直近1年」の成績は3-2-3-9。複勝率47.1％、複勝回収率100.6％という数字が残っている。記憶に新しいところでは、2019年の中山記念で前年のマイルCS優勝馬ステルヴィオの手綱を任されている(3着)。直近1年での3勝は、日本人騎手では池添謙一騎手、北村宏司騎手に次ぐ好成績。2019年夏の新潟では、評判馬リグージェで新馬勝ちを収めるなど数字以上に濃い内容だ。

　丸山騎手自身、昨年の福島記念をスティッフェリオで制しており、先週は福島コースで2勝と、競馬場との相性も非常に良いだけに、この「ゴールデンコンビ」が波乱を呼び込む可能性は十分だ。