レーン騎手騎乗のアルトラムスがゴール前抜け出す (カメラ・高橋 由二)
11月22日の京都5R・2歳新馬(芝1600メートル=17頭立て)は、
ダミアン・レーン騎手が乗った1番人気の
アルトラムス(牡2歳、栗東・野中賢二厩舎、父
イスラボニータ)が中団追走から直線で鋭く伸び、一気に抜け出して快勝した。上がり3ハロンはメンバー最速の34秒6だった。3馬身差の2着に2番人気の
アンジュラフィーユ(クリストフ・ルメール騎手)が入り、さらに首差の3着に11番人気の
ワイルドチャーム(岩田望来騎手)が入った。勝ちタイムは1分34秒4(良)。
レーン騎手は「スタートはそれほど速くないですが、すぐにいいリズムで走れました。ポジションも悪くなかったですし、手応え良く、しまいもしっかりと走れました。いい馬です。マナーが正しい馬で、ポテンシャルもありますね」と満足そうだった。
野中調教師も「半信半疑でした。先週の追い切りでスイッチが入って、上がってきた。どれくらい動けるかと思っていましたが、センスがあって上手に競馬をしてくれた。道中も
バランス良く走れていて、これなら伸びると思ってみていました。余裕のある勝ち方で、かなりいい内容で勝てましたね」と喜んでいた。