9番人気ワンダーリーデルが勝利し、大波乱の結果に(撮影:下野雄規)
9日、東京競馬場で行われた武蔵野S(3歳上・GIII・ダ1600m)は、中団後方でレースを進めた横山典弘騎手騎乗の9番人気ワンダーリーデル(牡6、栗東・安田翔伍厩舎)が、直線で外から各馬を差し切り、2着の8番人気タイムフライヤー(牡4、栗東・松田国英厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分34秒6(良)。
さらに1/2馬身差の3着に13番人気ダノンフェイス(牡6、栗東・大久保龍志厩舎)が入った。なお、3番人気サンライズノヴァ(牡5、栗東・音無秀孝厩舎)は5着、2番人気デュープロセス(牡3、栗東・安田隆行厩舎)は7着、1番人気エアアルマス(牡4、栗東・池添学厩舎)は11着に終わった。
勝ったワンダーリーデルは、父スタチューオブリバティ、母アストレアピース、その父マヤノトップガンという血統。デビューから通算26戦目で待望の重賞初制覇を果たした。また、本馬はこの勝利で12月1日に行われるチャンピオンズCの優先出走権を獲得した。