17日、欧州で活躍していたサンデーサイレンス産駒のレイマン Layman(牡4、S.ビン・スルール厩舎)が引退、種牡馬入りすることが発表された。来年から仏・アラスドゥロジ牧場で繋養される。
レイマンは父サンデーサイレンス、母ライール(その父Nureyev)という血統の米国産馬で、祖母アリダレス Alydaressは愛オークス(愛G1)勝ち馬。04年、デビュー2連勝でカブール賞(仏G3・芝1200m)を2着に5馬身差をつけ圧勝。その後も04年モルニ賞(仏G1)2着、05年ソヴリンS(英G3・芝8f)でレコード勝ちなど活躍していた。最後のレースは今年のドバイシーマクラシック(首G1)で、ハーツクライから約17.1/2馬身差の7着だった。通算成績9戦3勝(重賞2勝)。
なお、フランスでは03年にローゼンカバリー(日経賞-GII)、アグネスカミカゼ(目黒記念-GII)、ディヴァインライト(高松宮記念-GI・2着)などが種牡馬として導入されている。