【東京スポーツ杯2歳S】2頭がここからダービー馬となったディープ産駒に注目/データ分析(血統・種牡馬編)

2019年11月14日 18:30

東スポ杯2歳S 過去10年

 16日に東京競馬場で行われる東京スポーツ杯2歳S(2歳・GIII・芝1800m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる7回の馬券絡みがディープインパクト。次点で3回のキングカメハメハが続き、2回がフジキセキ、ハーツクライとなっている。

 ディープインパクト産駒は「2-2-3-12」。17年ワグネリアン、11年ディープブリランテが勝ち馬となっており、いずれも後に日本ダービーを制することになる。今年はアルジャンナコントレイルラインベックの3頭が出走予定。このなかから勝ち馬が誕生した場合は先々まで注目しておく必要がありそうだ。

 ブラックタイド産駒は「0-1-0-2」。昨年、アガラスが7人気の低評価ながら、勝ち馬とタイム差なし、ハナ差の接戦を演じていた。同産駒からはリグージェが出走を予定しているが、半兄エングレーバーは今年のプリンシパルSで2着に好走。同馬もクラシック路線に乗り、兄以上の活躍を期待したいところだろう。

 ジャスタウェイ産駒は「0-0-0-1」。昨年、ヴェロックスで初出走を果たしており、4着に敗れたとはいえ勝ち馬とはタイム差がなく、及第点の内容は示せていた。今年は小倉2歳S・4着のゼンノジャスタが出走予定。同産駒は未だにJRA重賞未勝利でもあり、重賞初制覇なるか注目したい。

 エイシンフラッシュ産駒は「0-0-0-2」。同産駒として出走を予定しているマイネルデステリョは、いとこのメイケイペガスターが同コースで行われた13年共同通信杯を制している。前走は東京芝2000mを2歳レコードで制しており、新馬戦のメンバーが軒並み勝ち上がっていることからも侮れない存在となりそうだ。

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