富士S、16番人気キネティクスが初重賞

2006年10月21日 15:40

 21日、東京競馬場で行われた富士S(3歳上、GIII・芝1600m)は、勝浦正樹騎手騎乗の16番人気(単勝75.2倍)キネティクス(牡7、栗東・新川恵厩舎)が好位追走から徐々に進出し、直線半ばで先頭に立つと、外から襲い掛かる2番人気エアシェイディの追撃を1/2馬身抑えて快勝した。勝ちタイムは1分32秒8(良)。さらにクビ差の3着には1番人気スズカフェニックスが入った。

 勝ったキネティクスは、父フォーティナイナー、母インキュラブルロマンティック(その父Stop the Music)という血統。99年北海道市場にて2710万円で落札された。これまで、04年キャピタルS(OP)に勝ち、05年東京新聞杯(GIII)2着(7番人気)、今年のダービー卿CT(GIII)3着(15番人気)などオープンでも活躍していたが、重賞は初勝利。前走シリウスS(GIII・ダート1700m)は11番人気ながら3着に好走していた。通算成績37戦8勝(重賞1勝)。

 鞍上の勝浦正樹騎手は、グラスボンバーで勝った昨年の福島記念(GIII)以来、約1年ぶりの重賞制覇で通算9勝目。管理する新川恵調教師は、アラタマインディで勝った02年小倉記念(GIII)以来約4年ぶりの重賞制覇で、通算8勝目となった。

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