大得意のコースで期待がかかるアルバート(撮影:下野雄規)
11/30(土)は中山・阪神・中京の3場開催。29日正午の馬場発表は中山が芝良・ダート稍重、阪神と中京は芝・ダート共に良。30日の天気は3場共に晴れの予報となっている。
■中山・阪神・中京開催が開幕
本日から中山・阪神・中京開催が開幕。今年現時点での競馬場別リーディングジョッキーは、中山が三浦皇成騎手で33勝、阪神と中京はいずれも川田将雅騎手で、阪神45勝、中京19勝となっている。
■中山メイン・ステイヤーズSにアルバートなど
中山11Rは芝3600mのステイヤーズS(GII)。国内平地で最長距離の一戦だ。2015年から3連覇経験のあるアルバート、昨年の覇者リッジマン、平地重賞制覇を狙う障害王者オジュウチョウサン、2勝クラスで5戦連続2着のサンシロウ、今年の弥生賞勝ち馬メイショウテンゲン、本レースで2度入着のモンドインテロらが参戦。
■阪神メイン・チャレンジCにステイフーリッシュなど
阪神11RはチャレンジC。この時季の開催となって8度目、芝2000mに戻って3度目となるGIII戦だ。中谷雄太騎手の重賞初制覇が懸かるステイフーリッシュ、L.デットーリ騎手とコンビを組むギベオン、4連勝中のロードマイウェイらが参戦。
■中山5Rの新馬戦はオメガレイスターに注目
中山5Rは芝1200mの新馬戦。ワールドエース産駒牝馬のオメガレイスターに注目したい。半兄にセイウンコウセイがいる血統で、追い切りでは2歳1勝クラス馬と併入している。田辺裕信騎手とのコンビでデビュー勝ちなるか。
■阪神5Rの新馬戦にヒメノカリスなど
阪神5Rは芝1600mの新馬戦。アルアインの全妹ヒメノカリス、きょうだい10頭全てが勝ち上がっているストーンリッジ、トーホウジャッカル半弟トーホウゴールデンなどが出走する注目の一戦。
■中京11R・犬山特別にマスターフェンサーなど
中京11Rはダート1900mの2勝クラス、犬山特別。5〜7月に米遠征で3戦したマスターフェンサーが休養明けの復帰戦を迎える。他には、明日のチャンピオンズCに出走するゴールドドリームの半妹モンオール、タイムフライヤーの半兄マンハッタンロック、回避となったが登録のあったカフジテイクの半弟ララメダイユドールなどが出走する。
■中山8R・イルミネーションJSにメドウラークなど
中山8RはイルミネーションジャンプS(OP)。暮れの中山大障害に向けた前哨戦という意味でも重要な一戦となる。阪神ジャンプSで平地とのダブル重賞制覇を果たしたメドウラーク、障害に転向して2連勝中のフランドル、重賞で連続3着のメイショウタンヅツらが参戦。
■中山3Rの未勝利戦にダノングロワールなど
中山3Rは芝2000mの2歳未勝利戦。セレクトセールで2億1600万円の良血ダノングロワール、同1億1880万円のアメリカズカップ半弟キングオブドラゴン、同8856万円のオルフェーヴル産駒ソステヌートペダルらが勝ち上がりを狙う。
■岩田康誠騎手らが区切りの勝利まであとわずか
岩田康誠騎手はJRA通算1600勝まであと2勝で、本日は阪神で10鞍に騎乗。江田照男騎手はJRA通算900勝まであと2勝で、本日は中山で5鞍に騎乗。松若風馬騎手はJRA通算300勝まであと2勝で、本日は中京で7鞍に騎乗。坂井瑠星騎手はJRA通算100勝まであと3勝で、本日は中山で1鞍に騎乗する。